【チーム】練習再開

緊急事態宣言が解除され、市の施設も徐々に解放の方向に向かって、みんなで我慢のしていたことが報われきた昨今ですが、第2波の恐怖があり、油断はできない状況と言えるかと思います。

 

最前線でコロナと戦って頂いている医療従事者の皆様には、本当に感謝の思いしかありません。

 

おかげ様で、グランドにはハツラツと駆け回る選手達の姿が戻りました。

選手達はよく我慢したと思います。恥ずかしながら日本の大人はパチンコすら我慢できなかったのですから、、、、

 

私たちは、選手を成長させるために、「サッカー」という「道具」を使います。

サッカーには、様々な学びがあります。

 

テニスやバレーボールと違い接触があります。

手より足の方が「技術の習得」するのに3倍遅いです。

バスケやラグビーより技術の習得できるまでの時間がかかります。

野球とは違い、22名が一斉に動き回ります。

また、タイムリミットがあり、限られた時間内で勝負を決めなければいけません。

室内競技とは違い、屋外で雷など悪天候以外は開催します。雨、雪、風、気温、湿度etcとの闘いもあります。

これらを10km前後走りながらやるスポーツです。

 

すなわち、サッカーは「困難なスポーツ」とういうことです。

 

そしてこの「困難なスポーツ」だからこそ伝えられることがあります。

困難に遭遇し、困難を受け入れ、困難に立ち向かい、困難に打ち勝つ・また負けても再度立ち向かう、そういった中で、徐々に困難を予想し対応しておく力が身について欲しいと思っております。

 

これは、まるで今の世の中とそっくりではないでしょうか??

当たり前が当たり前ではなくなり、ニューノーマルという言葉が生まれる世の中ですが、第2波を予防し、例え第2波が来てしまっても仲間と協力し再度立ち向かうのみ。

 

サッカーもどんな「困難な状況」であっても「勝利」という「目的」に向かって仲間と協力し対応していくのみ。

サッカーは「人生の縮図」と言われている理由はこういった部分にあります。

アンビシャスでは、こういった困難に屈しない生命力をサッカーを通じて伝えたいと思っています。

 

保護者の皆様には、引き続きになりますが、

「勝ち負け」「良いプレー悪いプレー」「試合に出た出れなかった」など様々なことが選手に訪れます。

その様々な困難に遭遇できた選手達を、微笑ましく「頑張れ~」と見守っていただければと思います。

 

「苦労は買ってでもしろ」という言葉ありますが、私の経験上「成長する」という意味では、この小学生年代はなるべく多くの困難や問題がある方が最終的に幸せだと思っております。

 

例)

体の大きく足も速い選手は、知恵を絞らなくても成果を出すことができますが、体が小さく足も遅い選手は知恵を絞らないと成果を出せない。

では、体格差が縮まる高校以降で活躍する選手はどちらでしょうか??

答えは体格差は縮まるので知恵がある方なんです。

もちろん、大きく早く知恵があれば最高ですが、、、

 

長くなり、下手くそな文章で申し訳ありませんが、

サッカーは難しいが故に必ず問題が起き、その必ず起きる問題を仲間と様々な方法で克服する、その「練習」ができるスポーツだとご理解頂けたら幸いです。

 

といったこともこれからもトレーニングしていきます。

 

今後ともよろしくお願い致します。

頑張れ!長野アンビシャスFCのみんな!!

 

<堀澤>