自粛の中でも「個の向上」はできる!!

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先が見えない中、様々な不安がありますが、こんな時期だからこそできる事もあると思います。
アンビシャスは今活動を自粛し、グランドで仲間と練習することができていない状況にあります。
ただその中でも、選手の大切な時期にどうにか貢献できないかと悶々としております。
私はとても悔しい思いで自粛しています。
なぜかというと、小学生高学年に訪れる「一生に一度訪れるゴールデンエイジ」があるからです。
長くなりますが、
ゴールエイジとは見たものを体現できる貴重な時期です。
高学年のみんなは(小学校低学年より)知っている言葉も増え、出来る動作も増え、且つ神経系の発達も発展途上であり、これらが絶妙なハーモニーを奏でることにより、見たものをすぐに体現できる「即座の習得」を可能とする、この時期をゴールデンエイジといいます。(ボールと体)
逆に、小学生低学年は、知っている言葉や動作は少ないものの、神経系の発達は一番伸びる時期で、動作の習得に長けた時期です。これをプレゴールデンエイジと呼んでいます。(自身の体)
リレーのバトンのように、プレゴールデンエイジ(低学年)で動作を取得し、その取得した動作を糧に、ゴールデンエイジ(高学年)で爆発的に伸びる。そんな仕組みです。
すなわち、低学年の選手は、動作の取得には、「鬼ごっこ、トランポリン、縄跳び、大繩、スラッグライン、体操、ダンス、相撲、柔道、空手、フラフープなどがあり、バンランス系では、スラッグライン、竹馬、スケボーなどがあり、空間認知では、バトミントン、バレーボール、フリスビー、野球のフライキャッチのような遊びが非常に効果的だと思います。
このような事をアンビシャスでやらなければならないことであり、こういったコロナの状況でも提供できないかと、スタッフで揉んでいます。
ここで大切なのは、「個別性」です。
将棋でいえば、飛車角にはなれないが、優秀な桂馬にはなれる選手がいます。
会社でいえば、社長にはなれないが、優秀な事務にはなれる選手がいます。
桂馬も事務も組織にとって必要不可欠です。
足が遅くても、足が遅い以外の事でスペシャル(特別)になれるチャンスはあります。
このように個人によって取り組みが多少違ってきます。
いつどのようにやるかミーティング中ですが、個別性を重んじて、何かできればと思います。
止まない雨はない!
この言葉を信じて、状況に応じて、みんなで乗り越えましょう!!
<堀澤>