【コーチ】インターハイ予選決勝!!市立長野vs塩尻都市大

昨日、インターハイ予選決勝が南長野運動公園で行われました。

決勝のカードは「北信地域代表市立長野」vs「中信地区代表塩尻都市大」となりました。

市立長野のサッカーが良いため、アンビシャスではトレーニング時間を変更して決勝戦を観戦ができるようにしました。

結果は、市立長野野が「4-1」で見事優勝を掴み取りました。

本大会でも旋風を巻き起こしてください。

さて、この決勝に嬉しい事がいくつかありました。

その中で1番嬉しかったのがパルセイロJrY時代に観ていた選手が、各学校・各学年で活躍していたことです。

コーチとして、中学で行った練習の成果が高校でこのように花咲かすのかと確信に変わったものもいくつか増えました。

そんな成果を見せてくれた選手に心から感謝しております。

余談ですが今回優勝した市立長野のメンバーは8名も2年生だったのですが、彼らは地道にサッカーの原則に基づいてトレーニングを重ねてきた選手達です。

歌舞伎の世界では、型(基本)がなく奇抜なことをやることを「形無し」と呼び、型(基本)を学びその上で新しいことを行うことを「型破り」と言うそうです。

「形無し」はすぐできますが、うまくいかなくなった時に戻れる場所がないというデメリットがあります。

逆に「型破り」は型を学ぶ分時間がかかりますが、うまくいかなくなった時に基本に戻れるといメリットがあります。

いつか手元から羽ばたく選手達にコーチとしてどちらを伝えるべきか。。。

日本の育成はまだまだ形無しな部分が多いので、育成年代に「形無し」の選手ではなく、「型破り」ができる選手をスタッフ一丸となって育成したいと思います。

<堀澤>