【チーム】全日本U12選手権大会について

10月25日あがた運動公園にて、ベスト8をかけた試合が行われました。

相手は優勝候補。

選手達は試合に向けて勝つために準備をし、勝つために試合中の行動も素晴らしかったが、結果は惜しくも1-2敗戦。

あの緊張感ある大一番に、積み上げてきたことの多くを出すことができた選手達を誇りに思います。

 

「負け犬の遠吠え」「敗軍の将、兵を語らず」「勝てば官軍」「敗者は勝者に口出せず」

様々な「勝負」の言葉がありますが、 我々育成コーチの永遠のテーマである「育成年代の勝ちとは」について書きたいと思います。

 

先日CF・BARROがクラブユース選手権U15を優勝し、長野県チャンピオンになりました。

そこには、アンビシャスOBがベンチも含めて6名参加しました。

彼らを振り返ると、全日本U12サッカー選手権の結果が1期生「ベスト16」2期生「ベスト8」3期生「ベスト3」

と、どの年代も長野県チャンピオンになっていません。

 

「育成のコーチの評価10年後に決まる」

 

すなわち、小学生年代に「良い習慣」という「幹」を身につけて、中高大年代で大きく「枝葉を伸ばす」。

枝葉を大きく伸ばせることができる幹を育みたいと立ち上がったがアンビシャスFCです。

 

身につけなければならない幹

「目的論」目的から逆算する力

「主体性」状況(時間帯・点数差・気温・湿気・風向き・ボールの位置・味方/相手の人数など)を基に、自ら考え判断する力

「自己主張と協調性のバランス」目的の為に、コミュニケーションを使って仲間を動かす力

「忍耐」目的の為に、我慢・継続する力

「技術」目的の為に、実行する力

 

これらを大人であるカズコーチは完璧にはできません。

ヒデコーチの現役時代のコミュニケーションの手段は言葉のジャックナイフのみでした。

これらはあまりにも多く、突発的な不確要素なものが多く、経験の多い大人でも完璧に成功することができないんです。

 

すなわち、経験の浅い小学生が成功する確率はもっと引くいです。

できない!だから訓練する必要があります。

この訓練は、すぐに成果が分かりづらく、継続が必要となります。

しかし、このよい習慣を得るための訓練を積み上げた10年後の成功率と、

そうでない10年後の成功率は雲泥の差となって現れます。

 

こういった事を取り組んできて、今大会も負けはしたものの、こういった好ゲームを行えたのは、選手一人一人が訓練を頑張ってきたからだと思います。

多くのOB含めた応援団がその姿を観て頂けたと思います。

ただ、負けは負け!まだ足りてない!また次回の練習から訓練していこう!次は勝てよ!

 

最後になりますが、大会関係者の皆様、選手をサポートして頂いた保護者の皆様、大応援団の皆様、心より御礼申し上げます。

 

頑張れ6年生のみんな!

頑張れアンビシャスのみんな!

 

<堀澤>