【U9】屋代SSSサマーフェスティバルU9大会

7/28(日)千曲市戸倉体育館併設のクレー・グラウンドにて開催された屋代SSSサマーフェスティバルに参加してきました。
一週間前の長野市U9協会杯と同様、Aチーム・Bチームの2チームで出場してきました。

Bチームは、最初の試合に負けてからこの日は成長を感じました。
初戦では仲間に任せっきりで、攻撃ではサポート、守りではカバーといった意識が薄かったので、一試合目が終わった時に「サポートをして、その後に自分が失敗してもいいから、まずはサポートしてみよう!」とその部分だけ話をしました。
自分から話すことは得意で、相手の話を聞くことはあまり得意ではない3年生ですが、今回はしっかり話を聞いてくれたのか(笑)、その後は仲間同士の関わりが増え、予選リーグ2勝1敗となり、中位トーナメントに進むことができました。
プレーはもちろん、試合を重ねるごとに選手同士の声がけも多くなり、加えてかける言葉の内容にも良い変化が見られました。
また、上位トーナメントではないのに、本気で目の前の試合にチーム一丸となって挑み、中位トーナメントの優勝を目指した姿は頼もしかったです。

そのような雰囲気だったので、決勝の試合も白熱したゲームとなり、最後はPK戦決着となりました。
2人目まではそれぞれのチームが決め、3人目、4人目、5人目はお互いのGKがセーブし、6人目に突入しました。
最後は相手のPKを阻止し、アンビシャスが決めて勝利しました。

まるで大会を優勝したかのような喜びで、Bチームだからという選手は誰もいなかったですし、みんなで勝ちたかったのが強く伝わってきました。

一方、隣のコートではベンチで静かにしているAチームのメンバーがいました。。。
同じ時間に上位トーナメント決勝戦を行っていましたが、こちらはスコアレスドローからPK戦で負けてしまい、惜しくも準優勝という結果になりました。

Aチームは、長野市U9リーグとは違った大会のレギュレーションやピッチ状態を踏まえた上で、どうやってボールを前に運んだ方が効率的か、そのためにはどこに立つのか、ゴールの確率が高いシュート場面はどのような場面かなど、いつも以上に解決策を考え実行することの必要性に、気付けたのではないかと思います。
攻撃の崩しでは、相手を見ながら崩す良い場面も少し作れていたので、これからそのような場面を試合で増やせるように引き続き練習していきましょう!

サッカーは算数のように答えが1つと決まっているものではないので、自分で試合状況の情報を仕入れて、解決策を考え、正確に実行することが大切になります。
きちんと話を聞くことも情報を仕入れることの一つです!

最後の試合で1名だけ暑さで体調を崩してしまいましたが、控えメンバーもいない中、無事大会を終えられ、Aチーム・Bチーム、それぞれのメンバーに成長が見られ、また成長のきっかけがあった収穫の多い大会になりました。

保護者の皆様、二週連続の大会となりましたが、猛暑の中でも熱い応援ありがとうございました!
そして2チームの参加を受け入れていただきました屋代SSSの関係者の皆様、本当にありがとうございました!

屋代写真2
屋代写真1

<池田>