【チーム】クラブユース長野県大会決勝 長野パルセイロU15vs松本山雅U15
6/17(土)アルウィンでクラブユース長野県大会決勝が行われました。
優勝は長野パルセイロU15!!
2年前に私と一緒にサッカーをしてくれた選手達です。
その中に面白い選手が2名いました。その2名の話を少ししたいと思います。
1名は、松本から片道1時間強かけて毎日リバーフロントに通った選手。
もう1名は、諏訪から片道2時間弱かけて毎日リバーフロントに通った選手。
彼らに入団前に再度「なぜパルセイロなのか?」と聞きました。彼らの答えはシンプルでした。
「パルセイロのサッカーが好きだから」。
「パルセイロのサッカーしたいから」。
その後、クラブから「本当に通えるのか?」と私が聞かれ、念のために2人に聞くと、ガソリン代や高速代、親の負担など様々な問題は確かにあるが、それらは大きな問題ではなく、それ以上に「パルセイロでサッカーがしたい」とのことでした。
むしろパルセイロでサッカーができない事の方が問題とのことでした。
物事を考えるときにまず重要なのは、「やれるか、やれないか」ではなく、「やりたいか、やりたくないか」なんだと思います。
(電気を発明したエジソンも「夜を昼にしたい」というクレイジーな思いから電気を発明してくれました。)
やりたいことに対し、例え問題があったとしても、どうしたらよいか考えて策を見出せばよいのだと思います。
彼らは本当に毎日リバーフロントに通ってくれました。
諏訪の選手は30分から1時間遅れることもありました。
いつか大変で嫌になり、やめることになってもしょうがないと内心では思ってたのですが、私の心配は杞憂でした。
遅れてきても全力でプレーし、時間に遅れたことで生じたみんなとの差を、残りの練習時間で埋めるよう、目の色を変えて取り組んでいました。
環境の悪さを言い訳にせずプレーする2人を観て、仲間も言い訳ができなくなり、切磋琢磨のある良いチームになっていきました。
そして彼らは長野県で優勝しました。
⇒長野県大会トーナメント表
来週から彼らはクラブユース北信越大会に向かいます。
⇒北信越大会トーナメント表
そこで全国大会の切符を仲間と協力してみんなでしっかり掴んでほしいと思っています。
最後までやりきったものにしか見えない景色がそこにはあります。
頑張れ長野パルセイロU15のみんな!!
長野アンビシャスFCのみんなも頑張ろう!!
<堀澤>